お山繁盛…デーグリ デーグリ(大垢離)
息子はホラ貝を上手に吹いて姉、父の親子3人が通っていくのを見とれた。

タイトルの「お山繁盛…デーグリ デーグリ(大垢離)」は、私の住む地区に文献として残っていたが、当然、私が知る由もない。
【三山参り】
麦藁を小さく束ねて必要な分だけ砂浜に集積して「デーグリ デーグリ」の当日を待つようだ。
その昔、三山参りに出かけた人たちの安全を祈って海に入り水垢離(神仏に祈るとき水を浴びて身を清めること)を執ることを、方言が訛って「大垢離」と言ったようだ。
昔の三山参りは全行程が徒歩、自宅を出て5日目の朝の8時半、三山参りの人達が月山の山頂でお詣りをする。
留守の人達もこの時刻までに前夜から合わせて3回、「デーグリ デーグリ」が行われるように配慮して、隣近所の人達の応援を得た。海辺で焚火をしながら各人が麦藁に火をつけて海に飛び込んだ。
そして、火のついた麦藁を大きく振り回しながら「お山繁盛 デーグリ デーグリ」と、大声を叫んで繰り返し、朝の8時半に俵端にご幣束を立て、母屋の一番高い所に立ててこの行事が終わる。

タイトルの「お山繁盛…デーグリ デーグリ(大垢離)」は、私の住む地区に文献として残っていたが、当然、私が知る由もない。
【三山参り】
麦藁を小さく束ねて必要な分だけ砂浜に集積して「デーグリ デーグリ」の当日を待つようだ。
その昔、三山参りに出かけた人たちの安全を祈って海に入り水垢離(神仏に祈るとき水を浴びて身を清めること)を執ることを、方言が訛って「大垢離」と言ったようだ。
昔の三山参りは全行程が徒歩、自宅を出て5日目の朝の8時半、三山参りの人達が月山の山頂でお詣りをする。
留守の人達もこの時刻までに前夜から合わせて3回、「デーグリ デーグリ」が行われるように配慮して、隣近所の人達の応援を得た。海辺で焚火をしながら各人が麦藁に火をつけて海に飛び込んだ。
そして、火のついた麦藁を大きく振り回しながら「お山繁盛 デーグリ デーグリ」と、大声を叫んで繰り返し、朝の8時半に俵端にご幣束を立て、母屋の一番高い所に立ててこの行事が終わる。