零式艦上戦闘機(ゼロ戦/零戦),三菱重工が設計開発を行った日本海軍の主力戦闘機だ。
昭和14年3月初飛行、翌15年、正式採用を待たず中国(支那)戦線で初陣。
16年12月の真珠湾攻撃以来、昭和20年8月の終戦までに三菱重工、中島飛行機の両企業により総計1万機以上が生産。
日本国民の総力を注いだこの戦闘機は、西はセイロン島、東はギルバート、ハワイ諸島に至るまで地球のほとんど半分近くを戦域とし連合軍と対峙、あるいは国土防衛に尽くした。「永遠の0」や、堀越二郎を元に描いたアニメ映画『風立ちぬ』で注目を浴びた。
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