小山田新道の晩秋

【日  程】2010年11月14日(日)     【天 候】晴
【山  域】山形県面白山山域 小山田新道 
【行  程】7:10岩崎部落→分岐→杉林→分岐→分岐→石組→水分→県境→11:30水分・昼食12:10→石組→分岐→林道→双間橋→神社→15:05岩崎部落
【メンバー】ミイラさん/Soneさん/アカネズミさん/ ヒロさん/ebiyanさんmorinoさん/おっ家内/マロ7・8名


先週の山寺三昧に続き、今回は北側へひと山越えて北面白山山域の小山田新道を辿ります。
新道とは名ばかりで、明治の初期にここの大庄屋が私財を投げ打って作った仙台奧新川に至る道なのであります。
最近の古道はルートが開かれておりますが、ここは藪こぎ必死のルートです。全員が鉈かノコギリ持参で進みながら帰りのルートを開いておくという方法でありますが、カマ男は…いなかったなぁ。



メンバーは裏通りのみいらさん、SONEさん、morinoさん、アカネズミさん、ebiyanさん、そして初めてのひろさん、maro7おっ家内の総勢8人、道中はにぎやかな中年藪こぎ隊になりましたぞな。(笑)
それにしてもだ。関山峠が大動脈となった理由はこんなこともあったそうです。「江戸時代は大庄屋だった小山田さんが、明治初めに私財で整備したことから小山田新道と名付けられた。新道の整備から数年後に県令三島通庸が関山街道を完成させたので、新道は使われなくなった」そうである
 三島県令は関山街道を整備する前、人が実際に歩くと猪野沢から現在の仙台市熊ケ根地区までどちらのルートが早く到着するかを計った。小山田新道ルートは1人で歩いたが、関山ルートは何人もがリレーしたので当然、関山ルートが早く着くという結果になり整備が決まったという。
さあ、路駐になりましたがここから小山田新道へ突入の始まりです。
林道に入る一行、地元の方々は不思議な目で見たいたことでしょうなぁ~。



15分くらい進むと分岐が、左は私有地の農場みたいですが、真っ直ぐ進むとすぐに藪の洗礼を受けます。ヒロさん、ちょっと躊躇かな(こんなはずでは…)



期待はしていませんでしたが藪に突入。SONEさんとみいらさんの藪こぎ達人二人が交代でラッセルではない切りセルで開きます。マロ7以下は戻りの道を確保で伐採して進みます。



藪の中には年代ものの軽自動車が埋もれていましたよ…



背丈も隠れる藪ですが、密なところなど様々…藪が切れるとホットするのですがまた出てくるという感じなのです。もちろん、笹藪も



杉林に入ったら刈り払いされたばかりのところでした。このままの密薮では相当の所用時間がかかったことでしょう。



奴の落とし物は何度かお目にかかりましたが、これは生味噌ですどー。
ホッカホッカだよおっかさん。ヾ(@⌒¬⌒@)ノ ウマヒィ



道中、いろいろな色合い、新鮮度のクマの落し物はたくさんありましたけどね。
中年薮漕ぎはそれでも行くで。



見晴らしの良いところで、ふと足下を見るとアラッ、ありいましたよ。
クリタケが群生…わぁ~っと歓声があがります。
おっ家内は、すかさずキノコハンターに変身です


一旦、道を失いました。GPSと地図を見比べ進路を左に巻き密薮に入ります。
ようやく人工物が、昭和58年まで判読…ということは30年前には現役道路だったのかな。


SONEさんとみいらさんが密藪こぎをしてルート確認しますと…。
黒伏山塊の展望、今日は黄砂の影響で青空が見えませんが…」。



道も、紆余曲折し北側斜面ですから岩盤が露出している所もあり滑りますよ。


そして、最初の構造物、見事な石組みは沢の下まで延びています。
まるで、インカ帝国に来たみたいだ…は大げさですなぁ。キョロ ( ̄д ̄*))) キョロ


目標の「水分」に到着です。ここにも石組が積まれています。今から100年以上も前に奥羽の主脈に道路を造り橋桁の基礎石を積むとは…感動もんです。
それにしても、「水分」の地名に耳を引かれます。


この石組に橋を通したそうなんですからね。
下山して岩崎部落の古老に、水分けに行って来ましたよと言ったら目を輝かせていました。
あの石組みは、馬で運んだんだよ。石工さんは優秀な方でがっしりした石組みはそう簡単にはできやしないと…。お茶飲んでげ~って言われましたが、あっ、飲めばよかったな。



そして、最終目的地の県境尾根に到達です。皆さんで喜びの「バンザイ」伊達の国とまたいでるんですよ。




「水分」に戻り昼食です。今日は先ほどに採ったクリタケの油炒めとお握りをバター炒飯にしました。ヤッター俺も料理ができるのだ。く( ̄△ ̄)ガンバレェェェ!!




そして、帰路を戻ります。柴倉山をアップ


杉の植林地から左へ急降下します。予定では、林道に出て楽な下りをする…のです。



Soneさんの切り込みで、道路があったでどーゎーィ♪ヽ(*´∀`)ノ



沢を渡れば程よい林道歩きが待っていましたよ。
北面白山西北にそびえる鋭鋒に目をひかれます。


ズームアップすると、岩山でも北斜面に枝があるようですからね。枝を掴んで登れるどー。




ここまで来れば楽チン、思いがけず現れた双間滝で大休憩…


ビックなムキタケでしたが高い場所なので採れません・・・はうぅ・・・(≡д≡) ガーン



水晶山とカキ、なぜか柿の木坂の歌を口ずさむのです。
「春には柿の花が咲き~秋には柿の実が熟れる~」…あっ、みんな知っているかなぁ~。


青空が垣間見るようになりました。


茅葺きの屋根がこの里にはマッチするんだよね。


登山口到着です。約8時間の行程でした。ヤッター┌|∵|┘


今日は激写がありません。なぜなら、…お仕置きがあるのです。
それは厳守…ではない減酒を通告されたのである。
お詫びに、山形市内でいただいたソバです。
soneさんお奨めのとおり一級品の味でしたよ。



皆さん、藪山でしたが景色なんぞは見えなくとも次は何がでてくるのか…これがいいんだよな。
以下、ミイラさんの注釈をお借りしました※ 藪の状況でコースタイム等は大きく違ってきます。片道10km藪道です。もし踏破される場合は全て藪漕ぎだという覚悟で入山して下さい。読図力は必須です。ご注意を。



【メモ】小山田新道は東根市猪野沢の岩崎地区と仙台市青葉区新川地区を結ぶ30キロ弱の道で、1877(明治10)年に完成。地元で大庄屋を務めていた小山田家の10代当主小山田正見が私財を投じ、山形-宮城間の輸送路として整備した。82(同15)年、このルートの北側に関山新道(旧関山街道)が完成したため、次第に利用されなくなったが、昭和30年代後半までは木材などを運ぶ生活道として使われた。現在の国道48号は関山新道よりさらに北側を通っている。 「江戸時代は大庄屋だった先祖が、明治初めに私財で整備したことから小山田新道と名付けられた。新道の整備から数年後に県令三島通庸が関山街道を完成させたので、新道は使われなくなった」そうである。  三島県令は関山街道を整備する前、人が実際に歩くと猪野沢から現在の仙台市熊ケ根地区までどちらのルートが早く到着するかを計った。小山田新道ルートは1人で歩いたが、関山ルートは何人もがリレーしたので当然、関山ルートが早く着くという結果になり整備が決まったという。

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ナニやってんだべか?
誰か下から撮影?

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タッシー
ナニやってんだって県境到達・\(^_^)/ばんざーい..(/_^)/なぁしょっ 。
下は急斜面に藪だす。

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どうやら、突如現れた怪しい団体に完全にびびっていた柴犬親子は、
あの弦楽器工房のわんこのようです。
HPを覗いたら、若いころのわんこたちが紹介されていました。

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お疲れ様でした。
今日は大荒れの天気で高い山は雪が降りましたので、いいときに小山田新道歩きましたよね。
ツルウメモドキが全くなかったのは、おっ家内さん同様オイラもがっかりです。
でも大勢で楽しく歩けましたね。

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なるほどホールドアップは宮城側をみんなで眺めながらの万歳だったんだ。あー難しい(笑)SONEさんの記事と合わせると、山行コンセプト、大体理解しました。素晴らしいですね。でもこの密藪、達人の先導なしだと厳しいですね、というか思いつきません^^;とりあえず私はこのお蕎麦狙いで…

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冒険心がくすぐられますね!
藪の中に何かお宝が眠っていそうですが・・・

撮影する時、皆さん各自目隠しをしていただくと後々楽かもしれません。
と、手で眼鏡を作っている方を見て思いました(^_^)

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おはようございます。
最後のエピソードは初耳でした。莫大な私財をつぎ込んで拓いたのに、開通からわずか五年で新たな国道が切られるとは小山田氏の心境は如何ばかりだったか…。
マロ7さんのブログで小山田さんも喜んでいる事でしよう。

減酒ですか。(^^;;

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akanezumiさん
なるほど、柴ちゃんは外からの人たちには慣れていなかったのですね。おっさん達に圧倒されて完全にびびった。
弦楽器工房、もう少し遅れれば工房を覗けたかな。
藪こぎの楽しさのお山あるきでした。ヽ(`○´)/
HPを見つけられませんでしたよ。

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SONEさん 藪の切り開きお疲れ様でした。
お山は1日違いで真っ白になったようですね。
タイムリミットぎりぎりの小山田新道歩きでしたね。
ツルウメモドキハンターはどこか狙っているようですよ。
岩崎の御老人、私らを見て目をキョロキョロしていました。
小山田新道を辿ったと言ったら笑顔になりましたよ。

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k4 さん
この画像の注釈をどうするか、結局ホールドアップになりましたよ。
今回の目的は「水分」よければ県境まででしたから宮城側に到達してバンザイでした。(笑)
密藪を抜けたときの開放感は素晴らしいもんですよ。^^;
いやいや、お蕎麦とセットでお奨め…

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ナカシィ さん
冒険心はいくつになってもね!
藪の中には先人の魂が眠っていましたよ・・・
サングラスが必要ない時期ですからね。
まぁ、編集作業の楽しさもありますかね。
そうだ、手眼鏡、いいですなぁ~。
今度は何かで変身しましょうかな。
ヘン~(  ̄▽/)ゝシン!!! \(○ `O´ ○)/トゥーー!!


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みいら さん
早起きで、おはようございます。
最後のエピソードは猪野沢橋の紹介にでていました。
そうです。莫大な私財が数年で泡となる。
何か、駆け引きがあったのでしょうか。
小山田新道の記録は市役所に寄贈してあるそうですが公開はされていないようですね…。
小山田家に行きたかったな。
減酒、厳酒、現酒、源酒、限酒、幻酒、どれがいいかな。(^^;;

No title

薮こぎの登山楽しそう!!
薮こぎの達人と一緒だとハラハラ・ドキドキの連発ですね♪
小山田神道・・・知らなかったですぅ〜
道はまだまだ知らない歴史がたくさんです。
山触れながら、ベテランの皆さんに教えながら
勉強ですね(^^)

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歴史に埋もれた古道探索お疲れ様でした。宮城県の新川まで続いているそうですね。昭和30年代までは木材運搬などで使われていたようですね。

No title

お世話様でした。
楽しい皆さんのおかげで、大変面白い藪こぎ(みいらさんとSONEさんに感謝です。)山行が出来ました。
今度は高いところでダブル・シェーですか?さて、どこでやりましょうかね(笑)

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おもしろそう!
写真、バンザイだったんですね(笑)
キノコの写真、ムキタケ?
ヌメリスギタケモドキに近い?

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ちびM さん
薮こぎの登山もこれまた格別ですよ~!!
ただし、到達場所が確実であればね。でないと不安が先走る。
小山田新道・・・ネットでも少しだけですが、今度は増えたかな。(~0~)
(^^)

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あおば さん
奥新川は高校時代に歩いたお山ですから一入でしたよ。
手入れすれば復活できそうなルートでしたね。

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いつの間にかキノコハンターになっていたんですね。
おかげさまで、ムキタケおいしくいただきました。
今回はおっかないさんのおちゃめな一面と、おっかないさんを見守るマロさんのやさしいまなざしが印象に残りましたよ。てれちゃう?

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morino さん
ひょっとして藪こぎらしいのは、初めてだったでしたかな。
みいらさんSONEさんがいれば安心ね。
高いところでダブル・シェーはね、大倉山断崖はどうすかね?(笑)

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タッシー
おもしぇがったかな!
老若男女ではない中年男女のバンザイは見事でしたよ。(笑)
キノコの写真、ムキタケだと思ったのですが、みんなムキタケにみえてしまうまだまだ未熟者(>o<")
柄があるからヌメリスギタケモドキかなぁなんてズテンを見ていましたよ。??

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ebiyan さん
キノコハンターのスピリットはあるのですがまだまだわからないハンターですよ。
ムキタケのなかに月夜がなかったすかー。
おっ家内のおちゃめな一面ではなく、おかめの間違いでは…(◎-◎)
やさしいまなざしというより、自分で家事をすることになるとばコリャ大変だからね。ヽ(`○´)/

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お世話様でした。
キノコのバター炒め、
グーでしたよ。
出だしから猛烈な藪で、一瞬来るところを間違えたかなと思ってしまいましたが、先達と人数がいれば楽しいものですね。
また、よろしくお願いいたします。

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ひろ さん
こちらこそお世話様でした。
今回よりバター持参しました。
少しばかりでしたからお口汚しだったのでは…。
そう、出だしから猛烈な藪で躊躇してるかなと思ってましたが、さすがひろさん登山靴ながらいけましたね。
先達のお任せきりで後を追うだけの追達でしたね。
こちらこそ、よろしくお願いいたします。

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実は私もこの小山田新道を歩きたいなと思っていましたが、ソロで生きるの私でもちょっとひとりでは寂しくて躊躇していました。
パーティーに入れてもらえばよかったかな~
それにしても業務分担ばっちりのベストメンバーでしたね。
ところでお酒はほどほどに適量が一番ですね。

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torasan
小山田新道を狙っていましたか。
ここはひとりでは寂しいでしょうね。でも、軌跡図もありますし藪も少しは切りましたから迷うことはありません。
残りの小山田新道はいずれということになっています。
パーティーに入ればもう、ポーター部長ですなぁ~。
お酒は適宜、適量ですが時には適当になるんですよね。┌|∵|┘
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