ゲロゲロ隊と松島四大観…被災地巡業

【日  程】2011年9月4日(日)     【天 候】曇り
【山  域】松島四大観と被災地を巡る  
【行  程】10:30今泉IC→11:20大高森12:10→12:30富山12:45→13:05扇谷13:30→14:30多聞山15:00→15:40壷の碑15:55→16:20今泉
【メンバー】千葉ゲロゲロ隊/マロ7/計4名

予定では一切経山とその周辺であったが、大型の台風12号は四国に上陸し日本海に進んでいた。「千葉ゲロゲロ隊御一行様」は吾妻高湯の出湯にどっしりと浸かり、お山は荒天なので被災地へとやってきた。
今泉インターで待ち合わせて一路、奥松島インターへ向かいます。高速からは被災地の状況がよく見えずわかりませんでしたが、野蒜へ入って「ゲロゲロ隊一行」は消防出張所が骨抜きになっていて絶句します。(T_T)
宮戸島へは一本の道ですが当時は陸の孤島となったようです。昨年11月に利用した奥松島観光汽船の発着所は跡形もありません。早くカキが食べたいな…再興を望むものです。


大浜では痩せこけた黒猫ちゃんが鳴いて寄ってきました。大分お腹を空かしているようですが、あげるものはありませんでした。<黒犬なら拉致だったかも。(^^;)>



月浜に行ってみました。数十軒ありましたここの集落は跡形も無し、ボランティアさんが一生懸命後片づけに精を出していました。アリガトウゴザイマス(^_^)


吾妻の山を駆けたかったゲロゲロ隊ですので、せめて山と名のつくところならばと四大観巡りを思いついたのは今朝ほどでした。初秋の今日は、大小260余の島々が浮かぶ松島湾の美しさを一望出来るところとして、江戸時代の儒学者 舟山万年が「東に大高森の壮観、西に扇谷の幽観、南に多聞山の偉観、北に富山の麗観」と称したことから、いわれるようになった「松島四大観」です。

壮観 / 大高森(おおたかもり) 標高105.8m 所在:旧鳴瀬町宮戸 
最初は海抜0mから登る大高山です。
県道沿いにある駐車場から頂上までは、案内板の表示で0.7キロ、約15分ということで、さっそく、駐車場のすぐ隣にあるコンクリートの階段を登って行くと間もなく、岩肌の山道に変わり、急な上り坂をひたすら登って行きます。



それでも急な道の割には、気温が高くない蒸され汗が噴き出してきましたが、15分くらいで見晴らしの良い頂上に着きました。
さすがにこの場所は、四大観一の眺めの良いところだけあって、あたりを360°見渡すことができ、松島湾はもとより、遠くは蔵王連峰から栗駒山や牡鹿半島も見ることができますが、今日はそうもいきませんでした。



この大高森は、松島湾を“箱庭”のように見ることができ、まさに「壮観」という呼び名が
ふさわしいところです。 頂上には、石碑などのほかに二等三角点がありました。この三角点は、測量をするときの大事な基準となるものですが、 最近、ここにもGPSチップが埋め込まれたようです。



海上に立木かなぁって思ったら…津波で流されたユンボでしたネ。(T_T)



麗観 / 富山(とみやま)標高116.8m 所在:松島町手樽字富山 
松島四大観は、ちょうど松島湾を取り囲むように東側から大高森、富山、扇谷、多聞山と並んでおります。県道のから蛇行する山道を車に揺られて行くと間もなく駐車場に到着します。今日は大仰寺まで車を横付けしますが、途中、道路中央に地割れしている箇所があり冷や冷やでした。 展望台には、松島湾を見渡すことができる“あずまや”と奥州三観音のひとつといわれる富山観音堂(3年前に大改修)が建っています。



一番標高が高いのですが、海からの距離が少し離れているせいか、 黒々とした山々の向こうに見える松島湾は、「麗観」と呼ばれるようにどこかやさしい感じがするような印象ですね。
鐘突にがんばる隊長…(^_^)/
富山は、四大観のうち


幽観 / 扇谷(おおぎだに)標高55.8m 所在:松島町松島 
3番目の目的地である扇谷に向かいます。
扇谷は、双観山から国道45号線をはさんで、すぐ目と鼻の先にあります。
案内板が出ている国道から舗装のされていない山道を登って行くと行き止まりに狭い駐車場があります。駐車場脇の見事な青紅葉に目を奪われながら、敷き詰められた石段を登って行くと、展望台に到着します。
扇谷は、昔、仙台藩主の茶亭があったという頂上から見える入り江の眺めが、ちょうど扇の形に見えるということから、“扇谷”と呼ばれるようになったそうです。
頂上の“あずまや”が建っているところから少し離れた小高くなっているところには、再建された達磨堂が建っており、そこの登り口の脇には、瑞巌寺の3人の僧侶の墓所といわれる祠があります。
扇谷には、瑞巌寺の僧侶が座禅堂を構えていて、明治の頃に至るまで寺院があったとされており、そのようなことからもこの扇谷が「幽観」といわれる所以かもしれません。



塩釜で昼食ですが、なぜか海鮮料理よりも牛タン定食に目がいって口に入ってしまいましたな。(*^_^*)


偉観 / 多聞山(たもんざん)標高56m 所在:七ケ浜町代ケ崎浜 
四大観めぐりの最後は、松島湾の一番南側にある多聞山です。
多聞山へは、国道45号線を走り、途中、塩釜を通って松島湾に沿って南下しながら行くと、25分ほどで、他の展望台からも見えていた電力仙台火力発電所の隣りにある多聞山の駐車場に到着です。
駐車場で塩釜港を眺めた後は、道標のとおりに歩いていくとおよそ3分くらいで多聞山の展望広場に着き、そこからのびる石段を下っていくと毘沙門堂があり、その裏手が多聞山のポイントです。

ここからの眺めは、馬放水道をはさんで間近に白亜の灯台が建っている地蔵島があり、その島から、馬放島、桂島と点在する島が連なっており、眺めている間にもそれらの島々の間を縫うように、遊覧船や遊漁船などが行き交っていました。
この場所から見える松島湾は、外洋に面しているだけあって天気が荒れた日には、太平洋から打ち寄せる波の様子などから「偉観」と呼ぶにふさわしい光景が思い浮かぶようなところです。


大津波で流出した、<「勘助地蔵」H22撮影>、観光船のアナウンスでは勘助地蔵様が松島の島々を守ったそうですとか…。


七ヶ浜町内を外周して菖蒲田浜海水浴場へ、おっ、外人さんがいました。米国ユタ州ソルトレークから住宅建設にお出でなっているマイクさんです。ゲロゲロ隊は英語も堪能でございました。



本日のサプライズはやはりここでしょう。多賀城祉の壷の碑を…。




一日で、四大観巡りをはじめて行いました。季節の中間でしたから景観はイマイチだったかな。やはり紅葉時期に巡ることがチャンスかもネ。松島の紅葉ライトアップを兼ねると最高でしね。カキ小屋も始まっているしね。(^o^)

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ビズン姉さんたちと日本三景松島は良かったねぇ…。これに牡蠣があれば満足ですなぁ~。

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山オヤズさん
日本三景松島…歴史と文化と被災地の学びでしたよ。
牡蠣はあと1ヶ月かなぁ~。(*^_^*)カキク…ケコ

No title

鳴瀬の月浜や室浜は以前は年に何回も海釣りに行った場所でした。
大きなカレイを釣った思い出がある月浜が何も無くなってしまった写真はショックでしたよ。
久びさに登場の千葉ゲロゲロ隊の面々も山と海、そして被災地の現状を見て感慨深い旅だったと思いますよ。

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SONE さん
月浜はほとんど無くなってがっくりですね。
里浜はほとんど無傷のようでしたが、内湾と外の差がでましたね。
一年ぶりの千葉ゲロゲロ隊、台風12号のお山を断念して被災地に参りました。4大観と被災地は胸に刻んだようですね。

No title

こんばんは!

先日は色々お世話になりました。ありがとうございました(^o^)/

しばらく仕事でイライラが続いていた時だったんですが、
貴重な経験をさせてもらって、色々な方向から考えることができました

早く被災された皆さんが、不安なく暮らせるようになると良いですね


微力ですが、募金でコツコツ応援してます(^-^;

No title

しまちゃん こんばんは!
山の荒天も反転すれば、違う思いでもできましたね(^o^)/
あらら、仕事でイライラだったとは…聞いてあげればよかったね。そう、見たこともない現状は自己認識からよかったね。
被災された皆さん、頑張っていますよ。
募金、貯まったら教えてくださいな。(^^)/~~~

No title

こんにちは、先日は大変お世話になりました。四大観とても素晴らしかったです。山登りは残念でしたが、また違った景色を見ることが出来て本当に良かったです。なにより一年ぶりに元気なマロ7さんと会えてとても嬉しかったです。紅葉の時期にまたお会い出来るといいですね!

No title

みや・ゲロゲロ隊長
早いもので1週間がたちましたね。
山登りは悪天候で残念でしたが、1日で四大観も見られたし、被災地も垣間見て現状を掴めたと思います。
一年ぶりでしたが、ついこの前だったようでしたね。
もうすぐ紅葉の時期ですなぁ~。(^o^)

No title

はじめまして。
真姿の泉TODAYのお水番です。

七ヶ浜からの貴重な情報をありがとうございます。
このたびの津波災害、心からお見舞い申し上げます。
「勘助地蔵」、津波で流出してしまったとのこと、本当に残念ですね。
お地蔵さんの歴史がいろいろと判明して、再建されるといいですね。

義父は昭和10年代から写真を撮っていたようで、アルバムに貼ってある写真の前後から、戦前の写真であることは間違いないようです。おそらくは昭和15年前後。
ただ、ブログには義父の撮影と書きましたが、その後、この写真をずっと眺めているうちに、写真があまりにも上手すぎて、これはプロの撮影かもしれないと思いはじめました。
昔の観光地は、絵葉書ではなく、生写真の風景写真をみやげ物として売っていたということがあったのかもしれません。

今となっては義父に確かめようがありませんが、義父のアルバムの写真が、松島の復興のお役に立てたのなら、こんなにうれしいことはありません。

No title

真姿の泉TODAYのお水番さんは、小金井を流れる野川の上流でございますか。
また、心温もるお見舞いの言葉、有り難うございます。
「勘助地蔵」さんの歴史はこれからで、いつかは元の位置に再建されるのが私たちの願いですね。
義父さんの写真かプロの撮影かは別としてこれだけの写真があることが嬉しいですよ。
松島に、これと同じ写真があればプロということになるでしょうが、このまま、義父さんの撮影でいいのではないでしょうか。返事いただき有り難うございました。今後ともよろしくお願いいたします。

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