面白山大権現は…何処

2年前の5月、マロ子と一緒に北面白山の山頂での画像です。
石碑は「面白山大権現」と刻まれていますが…。
この石碑は昭和56年10月に田麦野の後藤時男さんが担ぎ上げたそうです。(深野稔夫の山遊び山語り・蔵王二口編より)
それで、2ヶ月前に南沢を沢登りしたときには、偶然に「八大竜王大権現」の傍らを遡上しました。
そこで、前述の図書を熟読しましたら、「面白山大権現」は北面白山山頂ではない…。
石碑があるからといってただちに北面白山山頂を神体山とは」できないようだ…と。
権現沢には面白山の御神体である赤い磐座(いわくら)があり、沢を遡り参道として植えられた杉に導かれるように辿れば行き着くことが出来るという…と。
晩秋に入ろうとしている今日、いつもの山仲間と…、「面白山大権現」さまに会いに行こうって…なった。
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【日  程】2016.10/22 【天 候】晴小雨
【場  所】 権現沢
【行  程】 7:45熊ヶ根駅~面8:07白山駅~紅葉川~権現沢~稜線(縦走路)~権現様峠~面白山駅17:20~熊ヶ根駅
【メンバー】大和のチバさん、yosikoさん、ウエマツさん、おっ家内、マロ7   計5名
2ヶ月前の9月17日にこのメンバーで紅葉川から南沢を遡行したのですが、帰宅後に文献で自噴水のある「八大竜王大権現」を知ることに…そして前述のとおり面白山大権現はこの山中にあることを知り興味ワクワク、メンバー全員が今年中に訪れようと意気込んだのです。
いつになく賑わっている面白山駅から出発。 
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権現沢コースはこのような滑落危険カ所もあり、一般的なコースとはいえません。
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最初の渡渉点は秋色…。
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鐶滝(かんかね滝)手前で沢靴を履き替えます。ウエマツさんザックから取り出した小物袋からは。10mロープ、スリング、カラビナ2ヶ、沢以外でもこの小物袋はザックに入ってるとのこと…なるほどです。
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鐶滝は登山道から見下ろせる大黒渕のすぐ上流、ここを登らずに右に行くと登山道から見える雷神瀑布です。
その昔、の右岸には鉄の環の鎖(鐶=かんかね)が設置されており、その鎖を辿って御神体へ参拝したということですが、いくら探してもその痕跡すら見つけられませんでした。。
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秋の沢は爽やかですが、ヌルヌルもあり要注意ですね。
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滝下のおっ家内、自分の番が来るまでワクワクのようです。
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左はハイスメリ沢、右は権現沢です。
中央の杉は面白山大権現を祭った時に植えられており、要所に現われてきます…が。
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権現沢は3mから5mくらいの楽しい小滝が続きます…。
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桂の葉っぱが発するカラメルの香りが漂います。
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そして目の前に立ちはだかったのは、黒光のハングした岩の12mの滝でした。
我々はここで高巻きを決行。
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先行したウエマツさん、細尾根に上がったと途端に大声を出した。
私は「熊かぁ…」「凄いものがある!」、てっきりナメコの大群かと我は思い込んだ。
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真っ黒な滝を見おろすように、基礎部は埋もれ苔むした「面白山大権現」の小さな石碑だ。誰しも胸の鼓動が高まった。
冒頭の著書(深野稔夫の山遊び山語り・蔵王二口編より)著書には里にある面白山権現碑の写真がありますが、この石碑は触れておらず、周囲の苔むした石は判読不能であった。
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倒唯一、倒れれかかった縦長の石碑には「山寺堰源流」の文字。裏側には年代が刻まれていたようだがこれも判読不能ですが、江戸期のものだろうか。
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わずか半坪程度の場所に苔むした石碑群に感激、感動したのである。
同行したチバさんは後日ブログのなかで、こ「の滝の上に人知れず祀られた石碑は、ここから神様の宿る御神滝を参った名残りなのではないだろうか?そして、上記の「山遊び山語り」163Pの一文と繋がった。」
・・・過ル四月二十八日、雨乞いの為、流源ノ山寺村面白山へ小前一同参詣マカリ登リ・・・文政三年(1863年)
「山寺北ノ源流」「流源ノ山寺村面白山」、まさにここへ雨乞いに来たのではないだろうか?
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この真っ黒な滝を巻いて、さらに上流へと遡上する。生きのいいムキタケが出てきた。(喜笑)
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滝が出てくるとチバさん先行…アレッ、途中で止まったど。
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段々と稜線が近くになり、紅葉の色合いも出てきた。
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権現沢には面白山の御神体である赤い磐座(いわくら)があり、沢を遡り参道として植えられた杉に導かれるように辿れば行き着くことが出来るという…ことであった。しかし、目印にするはずだった杉の木は、途中から見当たらなくなっていた。
御神体の近くにあるという赤い砂地の水たまり「血の池」も見つけることは出来なかった…。???
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ハンドルネームもときちさんのブログ記事では、権現沢の御神体について唯一取り上げています。コピーを何度も読み返しながら、全員でそれらしい場所を探しながら歩いたのだが…。
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あれっ、登山者がいた。ここは権現沢コースと権現沢が交差するところだった、
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遡行記録がほとんどない権現沢、最後はたいした藪ではなかったが時間がかかった。
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先に稜線登山道に出た4人が我を待っていた。
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権現様峠に向う途中、大東岳が姿を見せた。
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遅い昼食となったが、今日も豪華にシシのすき焼きである。
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締めはウドンで…。
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食った。食った。腹クッチィ。(。>ω<。)ノ
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天童山寺地区で立てた現代版(平成4年)の石碑である。
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秋の日の釣瓶落とし、西日が隠れると暗くなってきた。
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今回は乗り遅れにならず間に合った。今朝、一緒に乗ってきた某団体さんとも同じ列車で帰仙です。
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今回の目的であります権現沢の御神体、赤い磐座(いわくら)は何処か。次の課題が出て来た。

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マロさん、こんばんは。
泉区加茂です👊
ブログを拝見していました。
権現様峠の名前の謂われが腑に落ちました。同行できませんが、何時かこれを話題に懇親会があれば参加したいです…👍
権現様峠のシナノキの記事が無いので残念です。
こちら、1 1月3日に天童高原から面白山大権現と長左エ門道を周回する計画をしていました。
多謝

権現様

加茂さん
様がつく権現様峠…はほかにありませんね。
権現様峠のシナノキは私らが食事した場所の大木でしょうか。
今回はテーマが違うので…。

No title

面白いですね~地域に残る歴史の痕跡を探訪するのは。
ロマンありワクワクありですね。
ワタクシは23日に大東岳に登ってきました。

山と歴史

トラ山さん
面白山ですから、特に面白い山域になりました。(笑)
山と歴史…昭和の中間頃から今に至るまでの歴史の空間があるようです。
ささやかなる探訪心を抱いて山に入るのが楽しくなってきましたよ。
大東岳、あそこにナメコあったでしょう。

No title

史跡探訪の沢登り。
素敵な沢納めになったようで何よりですね。

寒くなってきたなぁ~

morino さん
沢登り転じて史跡巡りになっていますね。
探れば探るほど味がでてきました。
まだ、目的達成してませんので11月になっても…沢は…。
このまま秋でいて欲しいなぁ~。

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年越しできないので

○○さん
㊙コメントをありがとうございます。
楽しい企画の続編は年越しできないので明日、面会に行きますよ。
次回はフルコースで行きたいと考えていますので連絡先を含めて、ご承知ください。
先ほど、天の声が天童の重鎮様からありまして励ましをいただきました。

御神体、自分も気になってます。そろそろ雪がまいはじめますから、お気をつけください。第三回が最終回に?

御神体

モンキィさん
聖なる地の御神体、拝んできましたよ。
そう、第三回が最終回(今年の)です。
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