面白山大権現様へ

【日  程】2016.11/5  【天 候】快晴
【場  所】 権現沢
【行  程】 7:45熊ヶ根駅~8:20面白山駅~9:45大黒淵~権現沢~13:30権現様峠~14:00ピーク・昼食14:50~15:05奥新川峠~15:45長左門平分岐~16:10戸洞滝~16:50面白山駅~17:40熊ヶ根駅
【メンバー】大和のチバさん、yosikoさん、、おっ家内、マロ7   計4名    (参考・ウエマツさんは帰郷中)
① 3ヶ月前の9月17日に紅葉川から南沢を遡行したのですが、帰宅後に文献を読んで、自噴水のある「八大竜王大権現」を知ることに…して面白山大権現はこの山中にあることを知りました。
② 2回目となる興味ワクワク、メンバー全5名が面白山権現様の探索に…古碑は探したものの、文献にある場所を確認には至らず。
③ 来年にこの課題は残さず…降雪にならないうちに面白山権現様に会おう。今回は4人で夏道を辿りました。
3回のコースを色別にしました。
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南面白山、9月から月いちと三度目の入山です。
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毎回、姥神様が駅周辺にあるということで探していましたら、登山口を少しあがった右側に鎮座しておりました。
首のない姥神様にご挨拶した。
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三度目となると通いなれた道となる。第一の渡渉点は水量が少なくなっていたが降雨などの時は難しいそうだ。
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大黒淵傍らを歩き今回はもっぱら夏道まっしぐら。
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1回目はこの南沢を遡上したが、左尾根の夏道を上がる。
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この権現沢コース、本当に一般向きかと疑ってしまうあぶないところあり。
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この前の12滝(権現滝)手前を目掛けてルートから降下、女性陣にはちと…でも、降りてきた。
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水量こそ少ないが、真っ暗な「権現滝」は私的には黒滝といっても良いくらいだ。
これで、沢遡上と登山道コースから到達したことになるが、大黒淵から環滝を登り権現沢を遡上するのが先人の開いた道で歩きがいもあるし楽しい沢歩きである。
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ここで、同行したチバサンのブログ内容を引用させていただく。
■権現様への道筋の要所に杉の木があるという。
■広場の北側は沢壁になっていて、そこに幅三尺高さ五尺くらいの金気石が姿を現   わしている。これが面白権現様である。右そばには滝がある。(深野稔生著:山遊び山語り 二口編)
■滝の脇の砂礫の崖状になっているところに、高さ2mくらいの小豆色をした岩が突出している。カシューナッツを大きくしたような形。
■その手前には「血の池」と呼ばれる赤い砂地に水がたまったところがある。
■前回の遡行で聖域へ向う二股を間違っていた。
(平成4年ころ深野氏と共に実見した、もときちさんからの聞き取り)
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小滝を登ると左手に杉が見てきた。
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杉の木は胴回り1.95m、直径は62cmということになる。百数十の年輪だろうか。
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沢に淀みがあると「血の池」に見えてしまう…錯覚に。
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小沢を数百m遡上したが…これも御神体と思ったが…違うな。
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沢遡上を止め、少々の藪こぎをして夏道にスライドした。
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これでも我々は、まだ確信が持てないザックをデポして振り出し点へ戻る双六山歩き。
そこで、私の知人である天童のAさんに電話してアドバイスをいただいた。(山形県は山奥でも携話が通話可能でありがたい)
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改めて、聖域の入り口を示す杉の周辺を探索、「赤い金気石」の面白権現の磐座か…。 。
同行のチバさん曰「この磐座は、湯殿山の御神体を連想させる。」と言う。
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今度は2mのカシューナッツ状の岩を探す。「あ!カシューナッツは!あれかな!」最初に通った時にあった、あの岩しかないと女性陣が言う。想像していたものとは異なる形状でその岩(長さ2m×幅0.9m×高さ1m)があった。そして「血の池」も…。
面白山大権現様古碑と往時をかたりながら一至福の時間をとった。
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デポしたザックを背負い権現様峠に向うと青年が休んでいた。電車に乗り遅れたがこれから長左ェ門平経由で周回するそうだ。
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ポストには真新しいノートがあり開いてみたら最近、水源に関係する方々の参拝が行なわれたようだ。
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平成4年の石碑であるが、あとでこの地に移動された。
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この地を荒らすと、七代先まで祟りがあるそうです。詳しくは前のブログに記載。
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そして縦走路に出るとボダイジュが待っていた。
権現様峠は峠らしくない地形で、太いボダイジュがある。道はここから大東岳、紅葉川(権現沢)長左衛門平へと続いている(宮城の山ガイド・深野稔夫著P134より)。一説では桂の木というがそうでもなくシナノキの説もある。
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太いボダイジュは概ね5.6mありましたよ。
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晴れの女神達と太いボダイジュ。
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稜線から見る宮城側は左から三森山、オボコンベ山、端正な桐ノ目山がいつ来るんだいと…呟いていた。
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今期の初雪に心躍らせて縦走をを進む。
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風を除けながら、ピークで遅い昼食を、今日は簡単にとの合言葉でしたが…豪華に食ったな。
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奥新川峠に向う北側の中面白山展望が良い。
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誰しもが右手の急斜に目を奪われる。
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仙台カゴかとズーム。
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久しぶりの奥新川峠、その昔、秋保に抜ける駒新道があった。今はその名残さえ見えない。
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下山は登山道とは思えない広い道が続いた。
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でも、やっぱり登山道で険しい場所もあり。
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無事に下山完了、姥神様に感謝。
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面白山駅難民にはならず定時で帰れるようだ。駅からすぐに続く面白山トンネル。
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夕食タイムとなって愛子の「ハングリーハングリー」で安着祝い。私だけ本物のビールで、ご馳走様でした。
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スパゲティは大盛りで初冠雪、昔ナポリタン、そしてボリュームたっぷりで満腹や。
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いやぁ、それにしても毎月面白山へ向う私らは何の決め事もなく…次はいつ、という気持になりました。
噛めば噛むほど飲み込んでやるには惜しい味の権現様、神様を飲み込んでしまう訳にはなりませんが、私らなりに熟読玩味しながら3回目で到達した聖地でした。これが、1回目で到達したら、こんな気持にはならないでしょう。
チバさん曰く「御神体へ行き着くまでの経緯、道筋、そして御神体そのもの。自分で考察し現地へ足を運び、そして実見することに意味と価値があるそして、興味と好奇心と探究心を持って次に現地へ行ってみようと思う次の世代の人たちが現れることで、この面白山大権現の御神体が伝承されて行くのだ。」 ムキタケが大きいぞ。
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秋の沢登り計画でやって来た南面白山でしたが、深野さんの著書を読んでいくうちに踏査しなくてはと気持が加速したのです。
いつしかの山歩きでの一声からご一緒したチバさん、、yosikoさん、ウエマツさんと、歴史的な興味・探究心が加味した権現様でした。
来年には南沢を遡上し八大竜王地蔵権現へ、そして稜線から面白山大権現様へ周回しようかと皆の気持が一致です。
ナメコとの出合いもありお山の恵みをいただきました。(キノコ採取禁止区域以外、ずっと上流の稜線の近くです)
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はじめまして

こんにちは。
熊ヶ根駅で教えて頂いたblog早速拝見いたしました。
参考になる事がたくさんUPされており,夢中で読みふけりました。
「いつか頑張って権現沢いいな~」と独り言。
しかし,「登りたい山と,登れる山は違うからね」
と,僕が属している山の会副代表の言葉が脳裏をよぎりました。
下山後またお会いできるかな~。
と同行者と噂をしながら・・・。でも残念ながら僕達は15時22分の電車で熊ヶ根駅に。

また,どこかの山で逢えることを期待しております。

いつかまた…

のざぽん さん
今晩はー、熊ヶ根駅での出会いに感謝です。
いっぱい歴史のつまった権現沢、堪能しました。
「登りたい山と,登れる山の違い」 …だからお山は楽しいですね。
私らもよければ15時22分の電車の予定でしたが、いつものマッタリで今回も日暮れ族になりました。(笑)
また,どこかの山で逢えることを私達も期待しております。

No title

謎が解けて良かったですね。
しかし私のような信仰心がない輩が現場を通り過ぎたら、絶対にご神体とは思えない場所のようでした。
今日は久々にマロちゃんに会えて楽しかったです。

No title

最高の秋晴れの中、満足度200%といった所でしょうか?
チバサンの締めの言葉を肝に命じ、その内に参拝したいと思っております。
面白山山系はいつまでも興味の尽きない山域です。
あっちもこっちも、行きたい所はあるのですが、意外と道は遠く険しいのです。

マロ子ご機嫌…

SONEさん
簡単には解けなかった、謎でした。(笑 )
2回も通って気づかない、電話で聞いてなるほどでした。
皆さんに会えて、マロ子も嬉しかったですよ。

3度目の満足

barabaraさん
天気に(稜線は強風)恵まれ、3度目の満足を味わいました。
山形側の面白山山系ルートは複数ありますが、宮城側は皆無…は、さびしい限りです。
山をひとつ登ると次の目標は二つに増えていきますね。。

やりましたね!

なぞ解明おめでとうございます。
やはり何事三度(?)3回歩かなければわからないのですね(笑)
探求心旺盛なマロ7さんの次の謎探求は何でしょう。
楽しみにしていますよ。

謎がなぞを呼ぶ…

morino さん
一回で到達できれば、謎はなぞでなくなるかね。
あわや、何事四度になるところでしたが、チームプレーで結果良し。
次の謎探求は…やはり謎です。(笑)

立派!

5.6mのボダイジュですか!大きい!

ムキタケも、立派ですねー!、そんなに大きくなるものだとは、知りませんでした。

キノコ採取禁止区域というのがあることも、初めて知りました。

大木

pilさん
この地域の山は林野庁のブナ林の伐採とか炭焼きで太古の大木は見えません。かろうじて生き残った大木が随所に見られますが、用材に不向きな形の悪いものが残ってるのですね。
シナノキは5m越えれば大木なようで、非公式の計測ですが5.6mのボダイジュには感激です!
ムキタケ、もっと大きなのがありましたが手が届きませんでした。
キノコ採取禁止区域は地元の方の設定区域でテープが張ってあり進入禁止です。
プロフィール

Author:FC2USER696672BEO
「マロのページⅢ」ブログへようこそ!
やんちゃ姫のマロ子とお山を歩きます。(^o^)

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