FC2ブログ

東日本大震災の震災遺構中浜小学校 を訪ねる

東日本大震災の震災遺構として山元町の中浜小学校が令和2年9月26日(土曜日)より一般公開されました。
大震災の大津波による甚大な被害を後世に伝え、震災の風化防止と防災意識の向上を目的とし、児童や地域住民ら90人の命を守り抜いた中浜小学校を防災教育・震災伝承の場として一般公開されています。
  開 館 時 間 :9時30分~16時30分(最終入館16時00分まで)
  休 館 日 :毎週月曜(月曜が祝日の場合翌日)、12月28日~1月4日
      ※気象警報が発表された場合等については臨時休館となる場合がありますので、事前にお問い合わせください。
  特別開館日:3月11日(山元町鎮魂の日)、9月1日(防災の日)、11月5日(世界津波の日)
           ※特別開館日は入館料無料(見学予約および語りべガイド予約は受付不可)
  入 館 料 :一般400円、高校生300円、小中学生200円、小学生未満無料
           ※入館料は運営協力費として、施設の維持管理のため使用。
           ※団体20名以上の利用は100円引き 語り部ガイド予約の受付け。
DSC_0471_R.jpg

中浜小学校の校舎は、海から400メートルの位置にあり周囲には小高い丘もない。
DSC_0472_R.jpg


津波襲来の瞬間・突然校庭の方から鳥の声が聞こえ目をやると鳥が一斉に飛んだ。
同時に校庭の松の木が海側から順にバキバキと音をたててドミノ倒しのようにて倒れて行くのが見えた。<1階で保護者対応していた先生>
DSC_0474_R.jpg


内陸へ向かって1.5キロ先にある二次避難所の坂元中学校までは低学年の子供の足で20分以上かかる。
坂元中学校への避難を断念、水平避難から垂直避難となった。。
DSC_0474_R.jpg


校長先生の的確な判断は、3/9の前震で翌日には避難マニュアルの再確認を行っている。
目の前に山があり避難が可能だった大川小学校は、このような事前対策がなされればあの大惨事にはならなかったであろう。
DSC_0480_R.jpg


14:49大津波警報発令されると、校長は坂本中学校への避難を不可能と判断し校舎2階への避難を決断した。
児童と職員、保護者、町職員、地区民合わせて90名が避難し津波直撃を回避し被害を免れた。
しかし大津波により鉄筋2階の校舎はほぼ水没し、小学校周囲の建物は大半が流失、学校は陸の孤島となった。
DSC_0477_R.jpg


その後、屋上へ避難し児童の中には上靴を履いていなかったようであった。この日は金曜日で上靴を洗うために自宅の持ち帰
るのでランドセルと昇降口に置いていた。2年の先生がこれに気付き来賓スリッパを運ん来て対応した。
気温が下がり懐中電灯2個(1個はトイレ用)の中で、一夜を屋上の屋根裏倉庫で過ごした。
翌朝、自衛隊のヘリコプターによって発見され『全員無事に救助』救助されるスリッパ履きの姿はその理由とのことだそうです。
DSC_0479_R.jpg


屋上まで到達しなかった大津波…平成元年の新校舎建設時には基礎を上げるため盛り土を2メートルしたのが効果を期した。
盛り土がなかったら屋上にも津波が押し寄せたことでしょう。
DSC_0499_R.jpg


当時は防風林の黒松が生い茂り屋上から海が見えなかったそうです。
避難し校舎屋上は屋根裏部屋があり90人はここで一夜を明かした。
屋上に屋根裏を設計した心意気、当時は無駄だと思われただろうが90人もの命が救われた。
DSC_0500_R.jpg


翌日の朝方の「満点の星、降雪となり気温が低下し幾多の命が星」となったことは誰しもが忘れることができない。
DSC_0501_R.jpg


津波の石碑は明治と昭和三陸津波の被害を後世に伝えるもので震災後に中浜地区で発見されこの場所に移動した。
宮城県内には63町村に造られたという。
DSC_0504_R.jpg


津波石碑の種類には、「地震があったら油断するな」、「地震があったら高い所に集まれ」、「津波に追われたら高い所に上がれ」、「ここより低い所に家を建てるな」等の教訓が刻印されている。
DSC_0506_R.jpg



震災前の地域を再現した模型は住民とのワークショップを通じて制作された。
旗の1本1本に制作者の思いが込められています。(中浜地区)
DSC_0485_R.jpg


(磯地区)
DSC_0486_R.jpg


我が町も同じように津波が襲い町の三分の一が浸水したがもう、復興は進み震災の遺構は消えてしまった。
中浜小学校の震災遺構、その姿は訪ねた者の心に得も言われぬ何か大きなものを訴え掛けているかのような強烈なインパクトがあった。同行の孫たちは震災後に生まれたので津波を現実を少しは受けてめてくれただろうか。
DSC_0509_R.jpg











コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

FC2USER696672BEO

Author:FC2USER696672BEO
「マロのページⅢ」ブログへようこそ!
やんちゃ姫のマロ子とお山を歩きます。(^o^)

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
月別アーカイブ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR